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顔ダニについて

顔ダニとは

大きさは、オスは0.165~0.27mm、メスは0.278~0.294mmです。肉眼では見ることができませんが、顕微鏡で約40倍くらいに拡大すると見ることができ、300倍くらいに拡大すると手足が動いている様子まで確認することができます。顔ダニには2種類おり、長い方が「デモデクス・フォリキュロラム」で主に毛根に棲息しています。
そして、短いほうが「デモデクス・プレビス」でこちらは主に皮脂腺に棲息しています。

この2種類の顔ダニは日本ではニキビダニ科に属する毛包虫、または毛嚢虫とよばれています。この顔ダニが人の皮膚に寄生するダニの1種というわけです。顔ダニは毛根や皮脂腺のある部分ならば、身体のどの部分にも生息する可能性があります。

 

顔ダニの生態

顔ダニ(デモデクス)は2形態となっていますが、それらの違いは体長の長さが違うだけで、基本的に相似する組織を持っています。針状口器官で細胞を刺し栄養を吸収し、繁殖していきます。 顔ダニは一生を通じて毛穴や皮脂腺内に寄生し、皮膚に横穴をあけ産卵及び3回の脱皮を行います。
顔ダニは寿命こそ3ヶ月ほどでしかありませんが、卵から成虫になるまで10~13日間しかかからず、メスはその3ヶ月のうちに約50個の卵を肌に産みつけます。つまり単純に計算すれば、まったくダニのいない皮膚でも1匹のメスが寄生すれば、その3ヶ月後には天文学的な数の顔ダニ(約1300万匹)が棲息することになるわけです。

 

顔ダニの感染

顔ダニの活動は私たちの睡眠中に活発になり、夜、私たちが眠っている間に皮脂腺や毛根部分から這い出してきて、皮膚表面を排泄物や死骸で汚染します。顔ダニは毛根や皮下など、皮膚の表面よりもやや深い部分に寄生しています。さらに、皮膚表面に残ったメイクや汚れを手足にくっつけたまま再び皮膚の内部へ、つまり毛根の奥深くへと戻っていくわけです。顔ダニは、ほおずりなどでも簡単に感染していきます。そこに、顔ダニが人から人へと繁殖する一つのメカニズムがあるのです。

 

顔ダニの影響

皮脂線に棲んでいるデモデクス・プレビスは、皮脂腺部分の脂肪組織を栄養として生きています。その為に皮脂腺部分の炎症やニキビを悪化させたり、肌のキメが粗くなる原因の一つとなります。

毛根に棲んでいるデモデクス・フォリキュロラムは、毛根壁に穴を開け毛根部の栄養を吸い取ります。その為に毛穴が広がって毛髪が抜けやすくなったり、排泄物や死骸などによって頭皮が汚染されてしまいます。
その結果毛根周囲の炎症や抜け毛の原因の一つとなります。

皮膚に寄生する顔ダニの数によってさまざまですが、一平方cmあたりに検出される顔ダニの数が、約15匹以下の場合は特に問題はありません。約16匹以上になると、肌のキメが粗くなったり、毛膿炎の原因になってしまいます。約40匹以上にもなると、重度の皮膚病になる可能性が高くなります。
また、顔ダニの数に関係なく顔ダニの死骸や排泄物によって皮膚が汚染されると、皮膚の抵抗力が弱まったり、炎症を起こしたりします。
さらに化膿菌などによって2次感染が生じると、毛膿炎や膿疱性座瘡になったりします。

 

A・I・D(Avoidance Ingredient For Demodex)製品

AIDは、フィトンチッドと呼ばれる
植物のダニ、細菌を殺す作用を持つ成分からできております。特定の植物にはダニを忌避する成分をもつものがあり、それを考慮してつくられた製品です。このフィトンチッドは、年にソビエトの高名な植物学者が見つけました原生動物や細菌から植物を守る成分です。AID製品は木の匂いがします。これは、フィトンチッドが含まれているからです。

 

フィトンチッドの効果

自由に動けない植物は、外敵からの攻撃や刺激を受けて傷ついた時でも、病原菌に感染しないために傷口を殺菌し、また虫を寄せ付けないように、フィトンチッドを放出することで自らの身を守ります。

フィトンチッドはフランスのパスツール研究所での実験結果から、『抗菌、殺菌性が認められる』との評価が出ております。

 

ダニとアレルギーの関係

小児アトピー性皮膚炎患者の7割がダニに反応し、
ダニの数の増加は、アレルギー疾患の一因とも。

ダニは1日に体重の約10倍ふんをし、
最も強いアレルゲン活性をつのはダニ本体でなく、
ダニのふんと言われております。